テスト用途でTermuxを頻繁にアンインストールするなら、Termuxのファイルをバックアップする方法を知っておく必要がある。再インストール後に素早く復元でき、Root権限は不要だ。
Termux WiKiを参考にした。
1. Termuxファイルをバックアップする#
Termuxのバックアップ圧縮ファイルは自分で使うだけでなく、他の人へ提供することもできる。いわゆる「復元パック」だ。
- ストレージ権限を取得する
termux-setup-storage- バックアップ圧縮ファイルを作成する。このコマンドはTermux外部ディレクトリのデータをバックアップするが、proot-distroは含まない。仮にTermuxのデータが10GBある場合、バックアップには約10分かかり、圧縮ファイルのサイズは約5GBになる。
tar -zcf /sdcard/termux-backup.tar.gz -C /data/data/com.termux/files ./home ./usrRoot権限がない場合は、proot-distro backupコマンドを使ってProot-distroのデータを別途バックアップするしかない:
proot-distro backup --output /sdcard/debianbackup.tar.gz debianRoot権限がある場合、次のバージョンのコマンドならProot-distro内部ディレクトリのデータもまとめて単一ファイルへバックアップでき、proot-distro backupコマンドを使う必要はない。
pkg install tsu
sudo tar -zcf /sdcard/termux-backup.tar.gz -C /data/data/com.termux/files ./home ./usr2. Termuxバックアップファイルを復元する#
Termuxのバックアップファイルを復元するのにRoot権限は不要だ。
- まずストレージ権限を取得する
termux-setup-storage- バックアップファイルが
内部ストレージ/termux-backup.tar.gzにあると仮定し、それを展開して権限も復元する。このコマンドを実行するとデータは上書きされる。
tar -zxf /sdcard/termux-backup.tar.gz -C /data/data/com.termux/files --recursive-unlink --preserve-permissionsexitを入力してTermuxを終了し、APPを開き直すとファイルが戻っている。
別途バックアップしたProot-distroを復元するには、次を実行する:
proot-distro restore /sdcard/debianbackup.tar.gz